オーダースーツのカジュアルコーディネート
更新日:19 時間前
「最近、スーツを着なくなった。」
「何を着ればいいのか分からなくなった」
そんな言葉を耳にすることが増えました。
地球温暖化による暑さへの対応として広がったクールビズ。
経済環境や消費者の価値観の変化とともに普及したファストファッション。
そして、新型コロナウイルスの流行をきっかけに、社会に定着したリモートワーク。
働き方が変わり、服装に対する考え方も大きく変化しました。
確かに20年以上前と比べると、毎日"きちんと"スーツを着る人は少なくなったように感じます。それは、”スーツを着る理由が変わってきた”のではないでしょうか。
スーツは、なぜ着られてきたのか。
日本に西洋の服装文化が広まり始めたのは明治時代。その後、時代とともに洋装が普及し、戦後の経済成長の中で、スーツがビジネスパーソンの代表的な仕事着として定着していきました。
かつては、仕事をするならスーツを着ることが当たり前。
しかし、今は職業や働く環境によって、スーツを必要としない場面も増えました。
一方で、経営者や企業の役員、社会的な責任を担う立場の方々が、日常でスーツを着る姿は今も続いています。それはなぜでしょうか?
"装いは、言葉を交わす前に自分自身を伝える力があるから"です。

人は、外見から何かを感じ取っている。
日常的に会う人、初めて会う人に対して、私たちは無意識のうちにさまざまな印象を抱きます。
清潔感がある。
誠実そう。
信頼できそう。
品格がある。
もちろん、人の本当の価値は外見だけで決まるものではありません。
しかし、身だしなみが第一印象に影響することも事実です。
スキンケア、ヘアスタイル、靴、そしてファッション。
自分自身をどう整えるかは、相手への敬意を表すと同時に、"自分をどう大切にしているか"を表現することでもあります。
身だしなみを整えることは、単なるおしゃれではなく、"自身に対する姿勢"の一つだと考えています。
そして、その積み重ねが、人との出会いや信頼関係を生んでいます。仕事の機会にもつながっていくのではないでしょうか。

毎日着ないからこそ、良い一着を。
最近、BELLFORAでも興味深い変化を感じています。
それは、”普段スーツを着ない方"からのオーダーが増えていること”です。
オフィスカジュアルが中心のビジネスパーソン。職場ではユニフォームを着用する医療関係者。IT業界、建設業など、日常的にスーツを着る機会が少ない方々。
そんなお客様から、
「毎日は着ないけれど、きちんとした一着を持っておきたい。」
「仕事にも、食事にも使えるものが欲しい。」
「せっかく買うなら、自分らしい、良いものものが欲しい。」
というお話をいただきます。
必要だから着るのではなく、自分の意思で選んで着る。
スーツが単なる仕事着から、自分らしさを表現する一着へと変わってきているということなのかもしれません。

スーツは、もっと自由に楽しめる。
スーツは、必ずしもネクタイを締めて着るものではありません。
男女の対等な評価などで、男性だけのものでもなくなってきています。
シャツを合わせれば端正に。
ニットを合わせれば、柔らかく上品に。
ジャケットとパンツを別々に組み合わせれば、オフィスカジュアルにも活躍します。
一着のスーツでも、着こなしによってさまざまな表情を楽しむことができます。
ポイントは、難しくありません。
その日の目的や、なりたい自分、気分に合わせて装いを選ぶこと。
そして、その日のアイテムの主役を決めてあげる事が重要です。
"社会的にスーツを着る機会が減ったからこそ、スーツを楽しむ自由が増えた"
そう感じています。
BELLFORAが目指しているのは、単に美しいスーツを仕立てることではありません。
装いを通して自信が生まれ、人との出会いが広がり、日々の暮らしが楽しく、より豊かになっていくこと。
せっかくの一着です。
日常的に食事や旅、仲間との時間にも取り入れてみてはいかがでしょうか。
Tailoring, Your Life.
装いを楽しむことは、人生を楽しむこと。
BELLFORAは、そんな一着をご提案していきたいと思っています。

一着のスーツから広がる、着こなしの楽しみ。
折角、オーダーしたスーツです。積極的に着てほしいとの思いがありますので、今回はオーダースーツのジャケットを使った着こなしを写真とともにご紹介しました。
その他は、市販のアイテムです。
同じ一着でも、シャツやインナー、靴、小物の組み合わせによって印象は、かなり変わります。
ぜひ、ご自身のライフスタイルに合った装いを見つけてみてください。




